愛が重い

一生懸命ブログを書きます

赤ちゃんもうじき9ヶ月。離乳食を食べない。でも元気。

 お正月に録り溜めたテレビ番組を、息子が寝ている隙にチョコチョコと消化していくのが最近の楽しみのおたふくです。

今は「市川海老蔵に、ござりまする。」を観ています。

息子さん、奥様に似ていてとても可愛いですね〜!そして肝がすわっています。

最近は、人様の子供さんでも、成長を見守るおばちゃんのポジションにすぐ着席します。

 

さて、我が家のお坊ちゃん。

もうじき9ヶ月になろうかという所です。が、離乳食、ほとんど食べません〜。

2回食でモグモグ期ですが、ひどい時はスタートから口をへの字に曲げて開いてくれません。調子の良いときでも、極わずかです。

 

開始したのは6ヶ月。

いつかは軌道に乗るかと思っていましたが、一向に食べる気配がない。さすがに徐々に焦りの色が出始め、原因追及にいそしみました。

 

追求に次ぐ追求

 

お腹が減っていないのではないか?

美味しくないから嫌なのか? 

食形態が嫌なのか? 

楽しい雰囲気が足りない? 

一緒に食べたら食べる? 

食器を変えてみたら食べる? 

ベビーフードなら食べる? 

 

問題点の仮説をたてる→改善→食べない→問題点の仮説を…これをエンドレスに繰り返しておりました。

 

私は、頑張っていたのです。

そして結果、とても疲れました。頑張っても食べてくれなくて、自分で処理。

これがずっと続くと、なんだか母親として失格の烙印を押されたような気分になりました。

大げさだと思います、今なら。でも私はこのとき、とても疲れていたのです。

 

そしてもう一つ、私が疲れてしまった原因があります。

 

私の友人は2児の母で、下の子供は息子より2ヶ月遅く産まれました。その子も離乳食開始当初はほとんど食べてくれなかったのですが、今ではバクバク食べています。

 

友人は「うちの子は2人とも食べてくれるようになったから、母として自信がついたよ!」と言いました。

友人は悪くありません。自分自身の事を言っただけなのです。

でも私は、その友人と自分を、友人の赤ちゃんと息子を比較してしまいました。

 

これが、私を疲れさせたもう一つの要因でした。

 

そこで、この二つを辞めちゃいました。

愛情はいっぱいかけて、頑張りすぎず手を抜く。

2回食のうち1回はベビーフードにして、もう1回は大人ご飯の取り分けや保存していたものをチンして済ませています。

 

食事は楽しいよ、という環境作りだけは意識して続けています。

 

新米母の私は経験が無い為、外から情報を得ます。

教科書や、友人、両親、児童館で出会う人。でも、誰ひとり全く同じ子供を育てているわけではないのです。

正解が無数にある中で、我が子に合ったベストアンサーを、手探りしながら自分で決めていくしかないのです。

 

私が決めたアンサーは、「息子は離乳食をあまり食べません。でも、とても元気です。今は、これで十分。」になりました。

 

私と夫の子です。食べる事に関してはサラブレッドな息子です。成長すれば、嫌でも食べるようになるでしょう。いつか、離乳食で悩んだ事も良い思い出となるはず。のんびり息子を見守ることにします。