愛が重い

一生懸命ブログを書きます

10カ月の赤ちゃん、離乳食をほとんど食べない。でも元気。すごく元気。

10カ月の息子に翻弄されまくっている母、おたふくです。

 

うちの息子は、10カ月になろうというのに離乳食を未だにほとんど食べてくれません。

粉ミルクは断固拒否です。フルパワーのエビぞりで拒否してきます。

ようするに、未だに彼の栄養のほとんどは母乳だよりなのです。

 

ずっと家で私が息子を見ていられるなら、気長に、彼が食べる事に興味を持つまで待ってもいいかなと思います。

しかし彼は、もうじき保育園に通う予定なのです。

 

保育園では、母乳対応なんてしていませんので、ミルクが飲めないと彼は空きっ腹で過ごさなくてはならなくなります。いや、ご飯食べてくれたらいい話なんですけどね。

 

せめてミルクが飲めるように練習中なのですが、本当に、微々たる、微々たる量しか飲みません。

味見程度です。

さらに飲んでもらおうとしても、フルパワーエビぞり拒否が始まるともうダメです。我を見失った彼には、どんな声も届きません。

遠い世界に旅立ってしまった息子は、しばらく帰ってきません。

 

余談ですが、このような状態になった息子に対して私のあやしかたは、「帰っておいで~、帰ってこ~い」と言いながら縦抱っこでのスクワットです。

はたから見ていると、ちょっとあれですね。

 

そして、息子が少し冷静さを取り戻してきたら、「帰ってきた~黄泉の国から戦士が帰ってきた~」と、某スタジオアニメの「もののけ〇」というアニメの一場面を再現する所までが1クールとして行われます。

ちゃんと、声色も物まねしますよ!妥協はしませんよ!

 

そんな小芝居はどうでもいいのですが、とにかく離乳食に困っているのですよ、私。

でも、困っていると言いながらも、以前感じていたような暗く重たい悩みではありません。

不安はもちろんありますが、なんとかなるんだろうなという事がちゃんとわかっています。

 

大きくなったら嫌でも食べるでしょう。私と夫の子ですから、食費を圧迫する位食べるのでしょう。

 

その頃に、きっと今の時期の事を思い出して、あんな事で悩んでいたな~と懐かしくなるのでしょう。

あの頃は可愛かったねって、息子が赤ちゃんの頃の映像を引っ張り出してきて、それを見ながらビールを飲んだりするのでしょう。

その時きっと、私はこう思うはずです。

 

赤ちゃんの頃の息子を、もう一度ギュッと抱きしめる事ができたら…と。

 

どれだけ抱きしめて過ごしていたとしても、きっとそう思ってしまうと思います。

 

だから、私にとって今の「離乳食を食べない」という悩みは大したことではなくなるのです。

私にとって最大の悩みとなるのは、何らかの事情で、この子を抱きしめられなくなることでしょうか。

 

いや、食べてくれたら万々歳なんですよ!でも、まぁ、息子は今でも健康だし、毎日抱きしめてあげる事ができるし、十分幸せなんです。

 

こんな事書いてたら、息子に会いたくなってきました。すぐそこで寝ているのですが。

 

起こしちゃおうかしら!

 

いやいや、やっと寝たんだ。寝顔を、穴が開くくらい凝視しておくのに留めます。

ご飯を食べろ~という念を込めて。