1歳の誕生日、息子は一升餅を背負った。
ついに、息子が1歳になりました。
まだまだ歩き出す様子はありませんが、この一年間で、とてつもない進化を見せてくれました。
息子が生まれた日、母親になった実感は、すぐには湧いてきませんでした。それでも、嬉しくて嬉しくて、飛び上がりたい気持ちでいっぱいになりました。
幸せをギュっと抱きしめているような気持ちで、満たされていました。
帝王切開ではありませんでしたが、出産時にトラブルがあり、産後しばらくベッド上安静の日々が続いたので、しっかり息子を抱っこして直接オッパイをあげられたのは、出産から3日が経過してからでした。
おっぱいが出なくて泣いて
乳首が切れて泣いて
赤ちゃんの体重が増えなくて泣いて
眠れなくて泣いて
乳腺炎になって泣いて
本当によく泣きました。
初めて笑顔をみて泣いて
しっかりおっぱいを飲めるようになったと泣いて
ママがわかるようになったと泣いて
嬉しそうにハイハイで寄ってくる姿に泣いて
本当によく泣かされました。
そんな息子が1歳です。
今日息子は、一升餅を背負って、ハイハイしました。
その重さに驚き、しばらく座り込んで動きませんでしたが、やがて一歩また一歩、ハイハイで私の所に寄ってきました。
一人じゃ何もできなかった赤ちゃんが、餅を背負う所まできました。
大きな病気もせずに、ここまで育ってっくれたこと、ただただ感謝です。
大きなお誕生日ケーキにロウソクを1本たてて、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にお祝いしました。
産まれてきてくれて、本当にありがとう。
健やかにありますように。