愛が重い

一生懸命ブログを書きます

子育てが辛い。そうだ外に出よう。

ベランダに置いてある室外機から出る水が凍っていました。洗濯物を干したあとは、冷えた指先を夫や息子の頬に当てて、いかに私が寒い中頑張ったのかをアピールするおたふくです。

寒いと外に出るのが嫌になりますよね。ぬくぬくの家の中で過ごしていたい。ゴロゴロしていたい。たまに、暇だと不安になるという方が居ますが、私は暇をもてあます事が得意です。

 

でも、育児中は家に引きこもる事はなかなかのストレスになります…。

家に居ると、どうしても気になる家事が出てきます。絶対今やらないといけないわけではないのだけれど、なるべく早いうちに終わらせておきたい用事が出てきます。一つ、二つではありません。自分一人だけなら、サッと終わらせられるような用事です。だから余計に、出来ない事がストレスになります。

何かをやり始めても、まぁスムーズに進みません。何度も中断を余儀なくされます。中途半端になるストレス。これもなかなか辛いです。

子育てをしていると、スケジュールはいつも(仮)です。

母親も人間です。ずっと菩薩のような微笑みを浮かべ続ける事はできません。

どうしようもなく、辛くなったら。

私は外に出ます。どこでもいいのです。可能ならば近くの児童館へ、それが難しいなら喫茶店やスーパー、近くのコンビニでもかまいません。無理して息子と2人きりで居続ける事は避けるようにしています。

 

少し外に出れば、色んな人に出会います。息子に優しく関わってくれる人もいれば、その逆もあるかもしれません。大切なのは、私と息子の空間に第三者を入れる事です。嫌なら、積極的に関わる必要はありません。ただそこに誰かがいるというだけで充分です。

パンパンに煮詰まった頭に全く関係の無い出来事が入ってくると、ガスがスーッと抜けるように、頭が冷静になってくるのです。

「あの人、あんな薄着で寒くないんかなぁ」「おばあちゃんが、息子に微笑んでくれているなぁ」「平日昼間のスーパーの駐車場って、実は事故多発地帯やなぁ」

本当に全く関係の無いことです。どうでもいい事をポツポツと考えていると冷静になってきます。気付くと、抱っこ紐の息子は眠っていたりします。

 

さぁ帰ろう。帰ったら、甘いものを食べて、また出来る事をしてみよう。出来なかったら、出来なかったでいいか。家事ができていなくても、どうせ夫は気付かない。そんな事を考えながら、息子と帰路につくのです。その頃には、息子の寝顔が可愛いな〜と思えるだけの余裕が戻ってくるのです。