赤ちゃんを連れて、チェンマイのエレファントキャンプに行ってきた。
こんにちは、おたふくです。
10カ月の息子と、タイのチェンマイに滞在しています。
赤ちゃんを連れての旅行なので、基本的にはほぼノープランで、ひたすらのんびり過ごしています。
時折散歩に出かけては、地元の方や旅行者との触れ合いを楽しんでいます。
スローライフ万歳。
そうそう、タイに来て、私のこのおたふく顔がとても役立っています。
タイの人々にとって、しもぶくれの顔というのは親しみやすいのでしょうか。タイ人と間違われる事も多々あります。
特にチェンマイは、お寺の数がとても多いのですが、だいたい居ます。私に似た仏像が。
恐れ多いですが、似ているのは事実だからしょうがない。
私の父も、とてもしもぶくれの顔をしています。おまけに父は、超福耳です。
ありがたいことこの上ない顔です。
お父さんに似てよかった。タイに来て、生まれて初めてそう思えたかもしれません。今までごめんね、お父さん。
そんなタイでのスローライフを満喫中の私ですが、今回、エレファントキャンプというものに行って参りました。やっと本題です。
チェンマイは、このエレファントキャンプを筆頭に、トレッキングやジップラインなどなど、アクティビティが豊富なのです。
息子がいるのでハードなことは出来ませんが、せっかくなので、観賞だけで済みそうなこのエレファントキャンプを見てくることにしました。
もちろん今回も、息子への負担は最小限に抑える事を第一優先にしています。
移動はタクシーを一日チャーターして利用しました。授乳も車の中で涼しい環境でできるので安心です。1日、1500バーツでした。
チェンマイの街中からキャンプ場までは1時間程度です。
大きなエレファントキャンプの看板をくぐると、そこからは山道で5分ほどです。ちらほらと、手作りっぽい柵の向こうに、象や象使いの姿が見えてきました。
タクシーは、チケット購入ブースの目の前で降りることができます。
大人1名、2200バーツほど。
私の下調べが甘く、値段をきちんと把握していなかったので、その高さに震えが起きます。
ブルブルカタカタしながら、代金を支払いチケットを受け取ります。ちなみにこのエレファントキャンプ、以下の内容が含まれています。
①象さんのショー
②象さんに乗ってお散歩
③カレン族の村へ(首長族)
④牛車に乗ってお散歩
⑤竹のいかだに乗って川下り
⑥お昼ごはん
赤ちゃん連れの私としては利用しないイベントもありますので、その分値引きしてもらいたいところですが、選択はできないとのことでした。
全て込みこみのこのお値段!どうですかみなさん!
ジャパネット高田社長の声が聞こえてきそうですね。
結局私が参加したのは、象さんのショー、カレン族の村散策、牛車でのお散歩、昼食、のみです。
象さんに乗ってのお散歩は少し悩みましたが、結構揺れるし、斜面を上り下りするし、川の中を歩いていくので恐ろしくて参加しませんでした。
最近の息子は拒否の意思表示がはっきりしてきていて、体をフルパワーでエビぞりするので、象の背中でそんな事されたら、いくら腕がムキムキがチャームポイントの私でも太刀打ちできません。
でも、象さんのショーでは、目前でエサをあげたり写真をとる事もできます。十分に間近で触れ合えたのでとても満足しています。
息子は終始固まっていましたが、愚図ることはありませんでした。時折、観客が拍手をするのに合わせてパチパチと可愛いムチムチハンドを鳴らしておりました。
ショーの内容は楽しみにしている方がおられるかもしれませんので記載しませんが、象さんってかしこいんだなぁと、つくづく感心させられました。
カレン族の村散策…といっても、明らかに観光客向けに作られた感がありますが、こちらも楽しかったです。首長族と、ビッグイヤー(日本名がわかりません)がいました。
たまたまなのか、私達以外に観光客がいなかったので、のんびりできました。
息子と同じ位の赤ちゃんと触れ合えたのが嬉しかったです。
牛車での散歩は、馬車の牛バージョンです。のどかな田舎道を、牛2頭が引っ張る荷台に乗ってゆっくり進んでいきます。
ちゃんと日よけもあって、座るところも安定していたので、赤ちゃん連れでも安心して参加することができました。
手綱をにぎるおじちゃんが、牛に指示を出す際にやたらと声を張り上げるので、息子のテンションもうなぎ上りでした。
おじちゃん「ハイヤーーーー!!!」
息子「ウキャキャーーー!!!」
牛「ンモゥ」
立派なトリオでした。
そしてそして、もっとも意外だったのはお食事!
なんとですね、これが、すごく美味しかったのです!!!
最初に昼食代金がチケット代に含まれると聞いた時点で、全く期待していなかったのです。
ここの費用を抑えれば、儲けが確実に増えますからね。
タイフードでしたが、辛さも控えめで、とても食べやすかったです。
飲み物を頼む場合のみ、追加料金が発生します。
10カ月の息子を連れての参加だったので、多少の不安はありました。
場所が場所でしたので、授乳をどこでするか、オムツ交換はどうするか、暑さ対策はどうするかなどなど。
結果、オムツ交換や授乳はどちらもチャーターした車内で済ませました。外は暑いし、自然の中なので虫もいますからね。
大自然の中、開放的におっぱいを放り出して授乳をしたら、とてもすがすがしいのかもしれません。
ですが私はおたふく。ミステリアスで控えめな大和撫子なのです。しもぶくれ顔の。
エレファントキャンプに赤ちゃんを連れていく場合は、自由の利く、個別車のチャーターをお勧めします。