ヤフー知恵袋は昼ドラより面白い
金曜日ですね。我が家は、金曜日の夜は好きなものを食べるというルールがあります。外食だったりコンビニ弁当だったり、場所は色々です。ポイントは、自分で好きなものを選んで食べるという事です。厳密に言えば、平日も食事担当の私は自分で選んでいます。でも、平日の”選ぶ”は「体の事を考えて…」とか「冷蔵庫の中を考えて…」とか、主婦的な要素が多いに含まれています。金曜日の”選ぶ”は、本能剥き出し、野性的です。金曜日の夜は、デンジャラスクイーンおたふくです。
金曜日の夜は夜更かしをするので、趣味活動に時間を割きます。普段、育児に追われてなかなか自分の時間が持てないので、ここぞとばかりに時間を有意義に使いたいと思います。
やはり、心が充実する趣味がいいですね!
私の趣味の一つに、ヤフー知恵袋鑑賞があります。私はドキュメンタリー番組が好きで、この知恵袋鑑賞は、様々な人間模様が交差する、ドキュメンタリーの宝庫だと私は思っているわけです。
まず、質問者の悩みを紳士に受け止めます。質問の文体で、好き嫌いの感情が左右されやすくなりますが、私はなるべくフェアに落ち着いて受け止めるように心掛けています。
登場人物が多い場合は、適当に配役をします。ここでも、特別好き・嫌いな俳優を使ってしまうとフェアな判断が難しくなるので、慎重に進めます。
全てを読み終えたら、ここでやっと、自分の感情を含めての返答を考えます。
ここからは、己の意見という武器を持って、質問に対する返答を読み漁っていくのです。
返答者の中には、私が想像もしていなかった斬新な答えを出す方もいますし、逆もまた然りです。
世の中には、奇想天外な思考回路の持ち主がいるのだなという事を確認すると、ワクワクしてくるのです。
ちなみに、私の好きな分野は、嫁姑トラブル、ママ友とのトラブル、外国人とのトラブル、大家族間でのトラブルです。
ばっちり、昼ドラ枠といった感じですね。
しかしそこには、よりリアリティが存在しています。そりゃそうです、実際に存在している悩みなのですから。
そんな人々の悩みを見ながら、自分の身におきかえて注意してみたり、アドバイスに感動したり、自身の返答の空っぽさに落ち込んだりしながら、おたふくの金曜日は終わっていくのです。