夫の育児への参加で一番大切な事
息子が、舌を鳴らす事を覚えました。
赤ちゃんの舌鳴らし、たまりませんね。
私はハンター×ハンターが好きなのですが、その漫画の中に、ヒソカというキャラクターが「ドッキリテクスチャー 薄っぺらな嘘」と言った後にチュッと音を鳴らすシーンがあります。
息子のチュッを予測してそのセリフを呟くという遊びが、おたふく家で流行っています。
我が家にはこういった流行り遊びがいくつかあります。
どちらかが鼻歌を歌い出したら拍子をとる。
相手が好きな芸能人を捏造する(夫は、マークパンサーとDJkooの大ファンという設定)。
相手の好きな車種を捏造する(私はピンクのクラウンに乗りたがっているという設定)。
などです。仲は、良いと思います。
そんな夫が参加してくれる、休日の育児です。
休日といっても、副業のある夫はパソコンに向かう事が多いです。
おんぶ紐で揺れながら、パソコンに向かっています。揺れながら、カタカタとキーボードを打っています。
時々、スクワットをしながらパソコンに向かいます。それでよくキーボードがうてるなぁと感心するほど、ハードにスクワットをしています。
太ってきた事を気にしているのでしょう。
パソコンに疲れると、気分転換を兼ねて少し散歩に出掛けます。
もちろん、ベビーカーを押しながらです。近くのスーパーやコンビニ程度なら、息子を連れて行ってくれます。
私はここぞとばかりに窓を全開にして掃除が出来るので、大助かりです。
家族全員で買い物にもでかけます。
出先では、だいたい夫が息子を抱っこしてくれます。
息子は最近、綺麗なお姉さんに興味津々なのですが、夫も興味津々なので、二人で仲良く綺麗なお姉さんとお話します。
クレヨンしんちゃんの実写版を見ているようです。二人とも、キリッとした顔でお話ししています。
この親にしてこの子あり!私は自分のペースで買い物を済ませる事ができるので、大助かりです。
夕飯前の、息子が比較的ぐずりやすい時間帯に遊び相手をしてくれます。
息子は夫と遊ぶ時が一番楽しそうです。
私には見せた事も無い笑顔や笑い声をあげています。それを聞きながら、夕飯の準備をします。
これもすごく助かります。
家事は基本的に休日も私がしています。
でも、それに対して腹立たしいと思った事はありません。
なぜだろうと振り返ってみると、私は「夫に認められている」という自信があるからではないかと思います。
人には誰でも承認欲というものがあります。
誰かに認められたいという気持ちです。
誰だって、自分が頑張った事が認められたり評価されたりしたら嬉しいですよね。
家庭で働く女性だって同じです。
家の中の出来事は当たり前になりやすくて、変化に気付くのは難しいかもしれません。
でも、その頑張りを認めて評価できるのは、同じ屋根の下で過ごす夫だけなのではないでしょうか。
「いつも、ありがとう」
「いつも、頑張ってくれているね」
こういった相手の頑張りを認める言葉をきちんと口にするだけでも、夫婦間の風通しが大分と良くなる気がします。
これは、お互いにですね。
長々と、我が家の夫が育児に参加しているエピソードをいくつか挙げてみました。
しかし実は、私が最も助かる、夫の育児への貢献は、一番最後に書いた「妻の頑張りを認める」という所なのです。
これが無ければ、私はストレスを溜め込む事になり、息子に余裕を持って向き合えなくなるかもしれません。
息子に対して、思ってもいないようなキツい言葉を吐いてしまうかもしれません。
そう思えば、間接的にではありますがこれは立派な育児貢献だと思います。
妻が笑顔で赤ちゃんと向き合えるように、妻を笑顔にするという、素晴らしい育児貢献です。
私は、夫に支えられているなと実感します。
夫、いつもありがとう。
私も素直にそう思えるのです。
あ、そんな事を言い出したら給料をきちんと稼いでくる事も、間接的な(直接的か?)育児貢献ですね!グフフ!