弱みをさらけ出したら、人との付き合い方が楽になった母です
以前、人との付き合いに難儀していた記事を書きました。
記事の中で、私の伝家の宝刀、心の鎖カタビラを脱ぎ出した事も記載しました。
これは、その後のお話です。
「頭良いフリ」や「性格良いフリ」を辞めた私は、最初からなるべく自然体で人と関わるように心がけています。
まぁ、大人ですから最低限のマナーは身につけての自然体ですが。
最初は、自然体でいるという事を意識しすぎて、逆に不自然、ただの怪しい奴になってしまいました。
だいたい、自然体でいようなんて意識してる時点で、自然ではないんですよね。
そこで、そもそも私はどうやって鎖カタビラをつけていたのかを考えました。
自分の身を守る為に、私がしていた不自然な事。それを辞めてしまおう。
そう思ったわけです。
私の防御方法、それは、「自分の意見を言わない」でした。
私自身の意見ではなく、相手が何て答えて欲しいのか、それだけを意識して人と関わっていました。
もちろん、人との関係を築く上で、相手が何を求めているのかを考えるのは、大切な事だと思います。
しかし、何事もほどほどにが大切です。これをやりすぎると、結局、自分自身に嘘をついている部分も出てくるので、少しずつ疲弊していくのです。
これを辞めてしまおう。
私は、関わる人を傷つける事以外は、自分の感情に正直に動くようにしました。
相手の事をどうこう言う事には慎重ですが、自分自身の事ならば、多少変な奴と思われてしまってもいいやと思えたのです。
私自身の事であれば、私が傷つかないのであれば、誰も傷つきません。
超平和!
弱みをさらけ出すと、相手も安心するのか、関係が円滑に進む事が多くなりました。
もちろん、それでも相手が鎖カタビラをつけている場合もあるので、そんな時は、この人とは縁が無いのだな〜で終わります。
私はやることはやったぞと、満足しています。
人は自分の映し鏡とはよく言ったものだなと思います。
隙の無い人の前では、緊張してしまいますもんね。
誰かと仲良くなりたいなら、自分から近づかないといけない。
近づいたら傷つくこともあるかもしれない。でも、もっと仲良くなれるかもしれない。
それは、近づいてみないとわからない。
近づいてみないと、スタートラインにすら立てない。
私はやっと、スタートラインに立ったのでしょうね。
オーバーサーティ。遅咲きです。おたふくです。